夜勤の回数は労働基準法による規定がある?労働組合と夜勤協定とは?

・夜勤協定とは

 

夜勤協定と言うのは、労働組合と使用者の間で、夜勤のための合意文書を取りまとめたものです。1ヶ月、どのくらいの夜勤回数を上限とするかというものを定めています。たとえば1回当たりの夜勤従事人数、妊産婦保護、協定遵守を点検するための方法などが書かれています。ただし、労働基準法などによって、夜勤協定がなければならないと言うことは定められていませんので、雇用契約書などに夜勤が含まれていれば、夜勤協定の有無に関わらず、雇用側は労働者に夜勤をさせることができます。

 

以前は看護師確保法により、月8回以内の夜勤体制に関する基本指針があったのですが、これに違反しても何か罰則を与えられるわけではありませんでした。しかし夜勤協定があれば、労働協約になりますので、雇用者側には遵守義務が生じます。これは労働組合と雇用者の立場を同等のものとし、交渉、合意の結果を文書にし、両者による署名または記名捺印を伴うものです。労働基準法では、法令、労働協約に就業規則が反することは合ってはならないとしており、もしも労働協約、法令に触れるような就業規則がある場合、労働基準監督署によって、変更を命じることができるのです。

 

・守られているかどうかがポイント

 

夜勤協定は夜勤を行う人の健康を守るためにあります。夜間、不眠で働けば、当然健康に何かしら害が出てきます。ですが看護師の勤める現場と言うのは、社会のためにも夜勤が必要とされるものです。そのため、社会の必要性に応じながらも、看護師の健康のために、夜勤には制限を設けるというのが、夜勤協定のあり方です。実際に、夜勤によってがんが発症する確率は日勤よりも高いことが、WHOによって認められているのです。

 

現在、ほとんどの病院が夜勤の回数を1ヶ月あたり8回までとしています。これは1人が1ヶ月に行える夜勤の最低数です。ですが、もしあなたが今働いている病院で、夜勤の日数が多い、夜勤協定がないというのであれば、夜勤協定の締結を求めるか、転職を考えたほうがいいでしょう。もし転職するという結論に至った場合は、看護師専門の転職支援サイトから情報を得ましょう。会員登録すると、専任の転職コンサルタントから、希望する勤務先に夜勤協定があるか、またそれが守られているかどうか情報をもらうことができます。夜勤協定は医療従事者の健康のためにある協定ですから、夜勤協定があるかどうかは、求人を検討する際、非常に大きなポイントになるのです。

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